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ファスティングでは回復食が重要。3日で3kg痩せた方法を公開

 

 私は、30歳の男性です。日々、ランニングをし、ハードな筋トレ及びプロテインを飲んでいるにも関わらず、見た目が中肉中背から変化がないことに嫌気がさし、「運動でちまちまやっていても仕方がない。根本的に大幅な食事制限をかけ、一気に体重および体脂肪率を減らそう!」と思い、ファスティングを取り入れてみることにしました。

 ちなみに私のファスティング前の身長は169cm、体重68.8kg、体脂肪率23.9%、内臓脂肪レベル8、基礎代謝1594kcal、体年齢34歳、BMI24.3です。決して肥満の数値ではないのですが、私は見た目、細く割れて引き締まった身体でありたいので体重は62kg以下、体脂肪率は15%は最低切りたいと常に思っています。

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ファスティングを始める前の準備

 ファスティングは行う日数を設定した後、それと同等の「準備期間」と「回復食期間」を設けます。特に複食期間はすごく大事で、ここを間違えると全てが台無しになります(後ほど説明します)。そして、使うものは基本、水と酵素ドリンクのみです。また、身体のデータを図る道具として体重体組成計も用意しましょう。酵素ドリンクはコストがかかりますが、添加物のない物がおススメです。

 私は3日間のファスティングを行う予定でしたので、準備期間中になるべく腹八分目の食事、消化の良い物、最後はプロテインのみと徐々に食事の量を減らしていきファスティング開始時には胃の中が空っぽになるよう調整しました。

いざ、ファスティング開始!

 いざ、ファスティングを開始してみると一日目の昼はどうということもありませんでした。しかし、本来食事をたくさん摂る夜に差し掛かると猛烈な空腹と飢餓に襲われました。私は、夜から朝方にかけ仕事をしているので飢餓状態での職務は集中するのが大変でした。しかし、ファスティング全体からすると飢餓は私にとって大したものでなく、2時間ほど経過したらなんともなくなりました。

 そして、一日目を終え就寝し二日目の朝を迎えました。朝イチで体組成計に乗ると 体重67.5kg(マイナス1.3kg)、体脂肪率23.4%(マイナス0.5%)、内臓脂肪レベル7(マイナス1)、基礎代謝1574kcal(マイナス20kcal)、体年齢34歳(変わらず)、BMI23.9(マイナス0.4) と体重1kg以上、体脂肪率0.5%、内臓脂肪レベルも1段階下がりました。就寝前にも何度か測ったのですが大した変動はなく、就寝後が一番ガクッと数値が下がる時間であると気づきました。

 しかし、問題がこの後で就寝中にガッツリ奪われたカロリーにより、空腹による胃痛と栄養不足により頭がぼーっとし体に力が入りづらくなりました。この体調不良こそがファスティング中の最大の難関であると私は思っています。体調不良は一定でなく波があり、猛烈に体調が悪くなる時間帯もあれば、峠を越し心身共に落ち着き、悟りを開いたような気分になる時間帯もあります。

 その中でもやはり一番辛いのは寝起きの時間でした。ファスティング中は水と酵素ドリンクは何杯でも飲んでいいし、唯一の栄養補給となるので飢餓状態や辛いときに私は積極的にガブガブ飲んでいました。それでも治らない時は塩を少々舐めていました(ファスティング中でも塩なら少々舐めていいそうです)。酵素ドリンクと塩を舐めれば、意外と少し元気を取り戻せるものです。これが水しか摂ってはいけない断食とファスティングの差であると思います。

 そんなこんなで私もなんとか3日間を無事乗り切り、回復食期間前の最終的な数値は 体重65.8kg、体脂肪率22.5%、内臓脂肪レベル7、基礎代謝1549kcal、体年齢33歳、BMI 23.3 と、体重-3㎏減、体脂肪率1.3%減とかなり減らすことに成功しました!自分でも見た目が変わったのは分かるのですが、他人から見ると驚異的に細くなって見えるそうです。しかし、この後の回復食期間が一番大事だと言われており、食べ方によってはあっという間に元の体重へと戻ってしまうので、ここで油断せず回復食期間は一番神経を尖らせて対応していきましょう!

私の回復食メニュー、

[回復食初日]
朝 重湯のみ(茶碗1杯)
昼 重湯のみ(茶碗1杯)
夜 具なし味噌汁(茶碗1杯)

[回復食2日目]
朝 お粥(茶碗1杯)、具なし味噌汁(茶碗1杯)

昼 お粥(茶碗1杯)、具なし味噌汁(茶碗1杯)
夜 お粥(茶碗1杯)梅干し1つ、具なし味噌汁(茶碗1杯)

[回復食3日目]
朝 お粥(茶碗1杯)梅干し1つ、具あり味噌汁ワカメ、豆腐等(茶碗1杯)

昼 お粥(茶碗1杯)梅干し1つ、塩昆布少々、野菜中心スープ
夜 ごはん(茶碗1杯)納豆、野菜中心スープ、豆腐

と徐々に普通の食事に戻していき見事体重をキープすることが出来ました。この回復食期間はやり過ぎなほどがちょうど良く、ここで手を抜いてしまったせいで、せっかく落とした体重をリバウンドさせてしまうというケースが多発しています。 

ファスティングは辛いことばかり?

 ここまで来るとファスティングは辛いことばかりそうだな・・やだな と思われがちですが、私はファスティングを行って非常に良かったと思っています。初めは単なるダイエット法として始めたにすぎなかったのに、気づけば食に対する価値観がガラリと変わりました。ファスティング中は、普段当たり前のように食べていた食事がとても遠い存在に感じ強い憧れを抱くようなり、自分の食生活について深く深く考えるようになります。

 そして、飢餓に耐え抜きファスティング明けの第1食目、『五臓六腑に染み渡る美味しさ』とはまさにこのことです。私は目をつぶりながらため息を漏らし重湯をすすっていました。人によってはあまりの美味しさに感動して涙を流す人もいるそうです。普通の人から見たらただのお粥や味噌汁だけど本人にとってはまるで違います。これは経験した方にしか絶対分からないことです。それから1食1食の食事を大事にするようになり、なるべく自炊し、間食を避け、舌の感覚や身体を蝕むタバコも止め、1食1食の食事に全身全霊を込め頂くようになりました。

 また、辛いファスティングを経験したことにより忍耐力が付き、その後も置き換えダイエットなども実践していますが楽に出来るようになりましたし、付き合いでラーメンや焼肉を食べた翌日に1日ファスティングでリセット!そんなこともできるようになりました。ファスティングは普段年中無休24時間フル活動させている消化器官を休め、デトックス効果を上げる作用もあるのでとても体に良いダイエット法としてもおススメできます。

[参考記事]
「酵素を利用したファスティングダイエット3日で3.2キロ減」

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