この記事は２０代の女性に書いていただきました。
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定期的な運動や食事の管理などで太らないよう気を付けていたため、身長162cm、体重50kgという体型だった私。一般的に太っていると言われる体型ではありませんでした。
しかし、一見太っていないがため、より太さが目立ってしまう部分。それが二の腕と脚でした。特に脚はむくみもひどく、職場の気の知れた同僚達からは、“意外と脚が太いよね、もったない！”や当時付き合っていた男性からも、“上半身に比べて脚ががっしりしている“などときついことを言われていました。
年々自分でも脚の太さが特にコンプレックスとなり、マッサージを受けに行ったり、むくみ軽減のサプリメントを摂ったり、体の冷えを改善しようとできることはし尽くしました。しかし、効果は一時的なものばかりで、私の脚は一生太いままで、人前で細身のパンツや脚の見えるスカートを履くことはできないのだろうと諦めていました。
体の奥からのデトックスが体を変える
そんな時に友人に勧められて出会ったのがファスティングです。現代人は1日３食の食事や、高たんぱく質・高脂質な食事が多く、これらの食べ物を消化するために莫大なエネルギーが必要となります。そのために、本来体が日々行わなくてはならない作業。消化して不要になったもの、体内の老廃物を排泄する作業まで、エネルギーが回らない状態にある人が多くいるそうです。
そこで一時的に固形物の摂取を止め、胃腸を休ませることで、一気に体内の老廃物や有害物を排泄する大掃除を行うのがファスティングです。
私は当初効果を期待せず、半信半疑でファスティングを行いました。３日間も食べ物を食べなければ体重が減るのは当然。しかしまた食事を摂り始めたら体は元に戻ってしまい、ダイエットにはならないのではないかというのが本音でした。
実践したプログラム内容
私が行ったのは３日間固形物を摂らずに専用ドリンクで過ごし、その前後２日間に準備期と回復期を設ける1週間のプログラムです。
①準備期２日間
和食中心の食事（肉・魚・乳製品・カフェイン・アルコールは抜き）
＜メニュー例＞
雑穀米・きのこの味噌汁・生野菜のサラダ・ひじきの煮物・ぬか漬け
②ファスティング３日間
専用ドリンクとお水(総水分摂取量2L)
③回復期２日間
お粥などの柔らかいものから始め、徐々に準備期のような食事に戻していく。
＜メニュー例＞
初日の朝・昼
お粥・梅干し/フレッシュ野菜のスムージー
初日夜
柔らかめのご飯・ぬか漬け・豆腐の味噌汁
２日目〜
玄米や雑穀米・味噌汁・納豆・蒸し野菜など
私達の体がスムーズな排泄作業を行うために、ビタミンとミネラルが必須です。ファスティングに使用する専用ドリンクはこのビタミンとミネラルを補い、最低限のカロリーを摂取するためにも大切になります。
そして現在世間に出回っている酵素ドリンクと呼ばれるものの多くは、ブドウ糖などで薄められたものが多く、ビタミンやミネラルの含有量は少なかったり、添加物が含まれているため、ファスティング指導者が提案するものを使うのがお勧めです。
ファスティング期間中の体感と体の変化
準備期初日はお菓子やコーヒーを摂れないことが口寂しく感じましたが、２日目は覚悟も決まり、間食しないことにも慣れました。
そして多くの方が１番気になるファスティング期。初日は食べ物を食べられない分、空腹感はありましたが、専用ドリンクをこまめに飲むことで耐えられました。午後に入ると血糖値が下がる理由などから頭痛が出始めました。これもミネラル豊富なお塩や梅干しを摂ることで軽減します。
ファスティング中は体内に溜まった毒素が排出されるため、好転反応が現れます。好転反応は人により様々ですが、頭痛・だるさ・眠気などが大半です。私の場合、軽い頭痛と眠気が夜頃まで続いたので、早めに就寝。
すると翌朝は驚くほどすっきりと目覚め、残りの２日目、３日目は食べていないのに体が元気でした。
最終的には体重が−3.0kg、脚はすっきりと細くなりパンツサイズも小さくなりました。何をしても変わらなかった二の腕もすっきりし、自信を持ってノースリーブを着られるように。今までにないくらい体が軽く、体の中の老廃物がキレイに外に出て行ったように感じました。
ファスティングで１番重要なのが回復期と言われています。この期間に新しい質の良い体を作るつもりで、体の事を考えた内容の食事を摂ります。
現在ファスティングをして半年以上経っていますが、現体重は46kgとファスティング直後よりも落ちています。いかに自分の体が、多くの現代人がデトックスを必要としているかを知りました。ファスティングはとても効果が高いダイエット方ですが、初回は知識のある人に指導してもらう方が良い結果を出せると思います。
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