私のダイエット

塩抜きダイエットをお勧めしない理由。デメリットが多すぎる

 

この記事は20代の女性に書いていただきました。

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ダイエットをしようと思った理由

 当時の私は、23歳、身長163cm、体重55キロ、とても代謝が悪くて痩せにくい体質でした。特に顔に肉がつきやすく、実際の体重よりは太って見られることが多かったです。

 2ヶ月後に控えた結婚式に焦りを感じつつも、どんなダイエットも継続することが出来ず、何とか短期間で痩せれる方法はないかと検索して見つけたのが塩抜きダイエットです。私は2週間に1度3日の塩抜きを行い、これを結婚式までに4度繰り返しました。

塩抜きダイエットとは?

 私が行った塩抜きダイエットは、簡単に言うと3日間塩分を全く摂取しないという方法です。塩分さえ摂らなければ、食事の量を減らしたりする必要はないですが、お菓子にも入っているので意外と大変です。さらに、醤油などの調味料に含まれる分も気を付けなくてはいけません。

 塩を抜く効果としては、「身体に蓄積された塩分を排出し、それと同時に脂肪も分解してくれる」と書いてありました。また、塩抜きをすることで体内の余分な水分も排出し、むくみの解消に繋がったり、代謝アップや肌の調子を整える効果もあるようです。

ダイエット中の食生活

 普段の食生活のほとんどに塩分が含まれているため、食べられるものがあまりに少なく、結果的に食事の量はかなり減りました。
基本的な食事のパターンは
朝 ヨーグルト(砂糖入り)、牛乳
昼 白米、野菜や肉(ごま油で炒めたり、コショウで味付け)
夜 白米、豆腐(ごま油をかける)、蒸し野菜と肉
といったメニューです。

 ダイエットへのモチベーションが上がっていたので、間食は食べませんでした。食事の量が減って、間食もなし、いつもお腹が空いていて、想像していたより遥かに誘惑に打ち勝つのが大変でした。

ダイエット結果

 塩抜き1回(3日間)につき、約2キロ体重が落ちましたが、その後も次の塩抜きまで食事面を意識し続けなければすぐに体重が戻ってしまいました。結局計4回の塩抜きで4キロ減の51キロまで落ちました。

 体重だけでなく、見た目も細くなり、結婚式では「痩せたね~」と声をかけてもらえました。私の場合は、塩抜きの効果というより、そもそも食事の量が減ったのとお菓子を食べなかったことの効果の方が大きかったのではないかと思います。しかし、次の日からの5日間の新婚旅行から帰ってくると、元の55キロにリバウンドしてしまっていました(笑)

塩抜きダイエットのメリット、デメリット

 塩抜きダイエットは、とにかく短期間で体重を落とせることがメリットです。お金もかからないのと、我慢する期間がとりあえずは3日間で終わるので、私のように他のダイエットは3日坊主になってしまう人には向いていると思います。また、ダイエット効果だけでなく、前述したように肌の調子を整えることやむくみ改善の効果もあることも良い点です。私の場合は、特に顔と鎖骨周りがすっきりしました。

 デメリットとしては、筋肉に何か働きかけたりするわけではないので、見た目は痩せても「引き締まった」という雰囲気にはなりにくいと思います。また、その後も継続してダイエットを意識しなければ、すぐにリバウンドしてしまいます。

 私の中で一番困ったのは、体調の悪化でした。当時割と運動量の多い仕事をしていたためか、塩抜き2日目ぐらいからは身体に力が入らない感じがして、ふわふわしていました。立ちくらみも起こりました。当時は体調が多少悪くてもそんなに困りませんでしたが、現在は子供がいて体調が崩せないので、塩抜きダイエットは今後やらないと思います。デメリットが大きすぎるので、皆さんに自信を持ってお勧めはできません。

[参考記事]
「5年の糖質制限で25キロの減量。ポイントは糖質offの商品」

[後記]
 塩抜きダイエットのデメリットについて味の素さんのサイトに書いてありましたが、体に力が入らなかった原因が分かりました。でひ、以下の文章をお読みください。

3日間を超える、長期間の塩抜きダイエットは絶対に行わないでください。
塩分の長期欠乏は生命にかかわります。ナトリウムとカリウムは脳からの神経細胞や筋肉細胞への信号をキャッチし、筋肉の収縮・弛緩や神経伝達をするという大変重要な役割を担っています。

筋肉は、私たちが自分の意思で動かせる随意筋(骨格筋など)と、自分では動きをコントロールできない不随意筋(心臓の筋肉や呼吸に関わる筋肉、内臓や血管など)がありますが、ナトリウムが不足し過ぎるとそれらが正常に働かなくなり麻痺や発作を起こしたり、神経伝達が上手くいかず意識障害など引き起こす可能性があります。

味の素さんのサイトから引用

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