この記事は20代の女性に書いていただきました。カロリー制限と食物繊維を多めに食べることを意識し、2ヶ月で6キロ痩せたダイエットの記録です。
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■私がダイエットを始めようと思ったきっかけ
当時の私の年齢は18歳(女)。身長164cm、体重57kgと太りすぎではないものの、割としっかりした体型でした。これが今までで一番重い体重でした。
その時の食事といえば、3食以外にも朝食と昼食の間、昼食と夕食の間、そして夕食を食べた後の3回はお菓子を食べていました。若いとはいえ、たいして運動もしてないのでカロリーを消費できるはずがありません。
本気でダイエットをしようと思ったきっかけが、よくありがちな「恋」でした。これは単にきっかけにすぎず、ダイエットを始めると、みるみる減る体重に、単に「痩せたい!」という気持ちの方が勝っていったのです。
■カロリー制限の方法
カロリー制限のためにまず私が始めたことは、食べているもののカロリーを知るということです。
例えば、
白ご飯1膳 約200kcal
食パン1枚 約160kcal
うどん1玉 約250kcal
参考にしたサイトは「slism」です。
例えば「うどん」で検索した場合、上記の画像通り、多くのうどんがヒットします。ここにはカロリーだけではなく、炭水化物、脂質、タンパク質も表示されています。
私の1日の基礎代謝量は1420kcalでしたので、1500kcalを目標に食事を摂りました。基礎代謝量だけは下回らないようにしないと健康的に痩せることは出来ませんので、あまり無理をしないようにしました。
基礎代謝量は臓器を動かすなどの人が生きて行くのに消費するエネルギーです。基礎代謝の他に、人が動く時に消費されるエネルギー、食べ物が消費されるときに使われるエネルギーがありますので、これらを合計したものが1日に消費されるエネルギーです(参考記事「糖質制限をすると体温が低くなるの(低体温)?」)。
1食500kcalを摂れば3食で1500kcalになるので、均等に食べるように心がけました。これが私のカロリー制限の内容です。
カロリー以外に気を付けたこと
それは「食べ合わせ」です。体に油が吸収されにくくなる食べ合わせというものがあるのです。
ポイントは食物繊維です。3大栄養素の中で一番カロリーが大きいのが脂質なのですが、食物繊維は脂が体内で消費されないように抑えてくれるのです。ですので、揚げ物などの油が多い食品を食べるときには食物繊維(海藻や野菜)を多めに摂るようにしました。
また、付き合いでご飯に行く際には特に食物繊維を意識しながら食べていました。我慢をすると絶対に食欲が爆発してしまうので、友達とのご飯などは絶対に断らず、食べ方を変えてストレス発散をしていたので、続けることができたのだと思います。
■食事以外にもウォーキング
私の場合、一緒にダイエットを始めた友達がいたので、毎日一緒に夕方6時から8時までの2時間(時間がない時は30分でも)みっちり早歩きで歩きました。2時間ひたすら歩き続けるというより、歩道橋の階段を上ったり、坂道を選んで歩くようにしていました。
ウォーキングをするにあたって気を付けていたことは、1日も休まずにすることは難しくても、2日以上空けないことです。
■外食の時は
カロリー制限をしてるからという理由で友達とご飯に行くのを止めるなんてことはしませんでした。しかし、むやみに「今日は例外だから」とバカ食いをするわけでもありません。
食べ過ぎたと思ったら、そのあとウォーキング+ジョギングをしたり、次に摂る食事は低カロリーな物にするなど前後で調節しました。
■ダイエットの結果は?
カロリー制限と食物繊維のお陰で、2ヵ月で見事6キロ減でした。若かったので体重が落ちやすかったのかもしれませんが、大満足です。久しぶりに会った友達には気付かれないほど見た目は大きく変わったと思います。
そして、絶対に「何も食べない」ということはしなかったことと、食べ合わせも意識していたので、ダイエットを止めても大きくリバウンドすることもありませんでした。
■反省点
私が以前言われて、今も常に心がけていることは、「1年かけて増えた体重は、1年かけて戻すことがリバウンドしない1番良い方法」だということです。
私自身は半年ほどかけて増えた体重を2ヶ月で戻してしまったのですが、やはりもう少し時間をかけてもよかったのかなという思いもあります。短期間で痩せることがすべて良い結果を生むとは限らないのです。
■成功するダイエットとは?
2ヶ月集中的にダイエットをしてみて思ったことは、「継続できないダイエットに成果はない」ということです。昔流行った〇〇だけダイエットみたいなものを全否定するわけではないのですが、これらのダイエットはストレスがたまります。1つのものだけを食べ続けるのは相当難しいですよね。
結局続かず我慢できずに暴飲暴食に走ってしまうという経験は誰しもあると思います。そうならないためにも、多少中途半端になっても、できる範囲でなるべく継続することが大切だと感じました。