この記事は30代の男性に書いていただきました。
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―まず始めに―
私は現在31歳の男です。20代の半ばになった頃から少しづつお腹の肉が気になりはじめ、昨年の夏頃から周りの人から太ったよねと言われるようになり、これはやばいと思いダイエットを本格的に始めました。
それまでもお腹の肉が気になり始めたら筋トレをしたり、食事制限をしたりして、一時的に痩せてはまた太って…を繰り返してきました。
昨年の夏は自分の中で一番太った時期で、身長が176cmに対して体重が76キロになりました。それまでは65キロから68キロの間だったのですが、30代になり、自分の容姿を以前よりも気にしなくなり、気づけば76キロになっていました。本当にこれはやばいなとようやく気付きました。目標のマイナス10キロになるまでは続けようと決意してダイエットを始めました。
―具体的なダイエット方法―
色々とネットで調べ、自分に合う、自分にもできそうなダイエットは何かを考えて実行しました。
一つ目は、男なのに筋肉量が足りないと前から思っていたのでジム通いを始めました。有酸素運動~筋トレ~有酸素運動の流れで一回につき60分ほど時間をかけていました。週3日で通えれば…と思っていましたが、実際は週に1回~2回になっていました。しかし、しばらく続けていると、定期的に運動をしないと気が済まないようにだんだんとなっていきました。
二つ目は糖質制限ダイエットです。ただし、無理して厳しめに糖質を制限してしまうといつか反動が来て続かないと分かっていたので、緩い糖質制限をしようと決めました。
夜の飲み会等の付き合いもダイエットの為には断りたいところでしたが、行かないとそれもまたストレスになると思い、いつも通り飲み食いをしていました。
飲み会がない日の具体的な食事内容は、
[朝食]
ローソンで販売しているブランパン(だいたい糖質量4g)にチーズを挟んで食べる。そして野菜サラダ。
[昼食]
コンビニで売っているサラダチキン・ゆで卵・野菜サラダ・味噌汁。
[夕食]
ごはん一膳・野菜サラダ・魚や肉のメインのおかず・味噌汁
といった内容で、一日に摂る糖質としては100g以内に抑えるようにしていました。
朝食で食べていたブランパンの味は普通のパンよりも美味しくありません。ですが、糖質量が少ないのでお勧めです。6枚切り食パン1枚当たりの糖質量は30gに対して、ブランパンは1つ当たり2g程度です。ブランパンにチーズを挟んで食べると、それなりに美味しくなります。
昼食はコンビニで買うサラダチキン・野菜サラダ・ゆで卵・味噌汁なので、摂取する糖質はだいたい15g以内で済みます。
夕飯については実家暮らしの為、いたって普通のメニューを食べていますが、今までは必ず2膳以上食べていたごはんを一膳だけに抑えるようにしていました。本当は夕食を一番糖質が少ないメニューにしなくてはいけないのでしょうが、夕食時が一番お腹が空くので、ここは無理しない為、朝食・昼食のみ糖質制限をしていました。
飲み物について、以前は甘いコーヒーが好きでよく飲んでいたのですが、糖質が多いのに気づき(だいたい20~30gぐらい)、それ以来はブラックコーヒー(糖質量は1g程度)を飲むようにしています。
―効果が出てくるまでの経緯―
ダイエット開始2週間ぐらいまでは体重は変わらないものの少しずつお腹周りが締まってきたように感じてきました。これはジムに通ったことによる効果ですが、これだけだといつ数字に表れるか不安だったので、先ほど紹介した緩い糖質制限ダイエットを始めました。こちらも始めて2週間ぐらい(ジム通いと合わせると4週間)で、76キロあった体重が3キロ減って73キロになりました。
ただし、無理しないダイエットなので付き合いで天敵のラーメンを食べる事もあった為、73キロからはなかなか減らない状況が続きました。H28年の8月から続けたダイエットも2か月経過し、10月になった頃、涼しくなってきたため週末の朝のランニングも定期的に行うようになりました。そこから徐々に徐々に体重が減っていき、今年の2月には目標の10キロ減66キロを達成しました。
目標を達成したからといってまたダラダラ何も考えず飲み食いする生活に戻ると、あっという間に戻るだろうなと思っているので、ジム通いは今現在も週に1回~2回継続していています。糖質制限についても、朝食限定で未だ継続しています。ランニングについても、今は趣味の一つとなっている為、ダイエット中ほどの頻度ではないですが、月に2回ぐらいは走るようにしています。
―私のダイエット法のメリット・デメリットについて―
今まで生きてきて、自分は意思が弱く、強く制限してしまうと続かないと分かっていたので、無理なダイエットはしない事と、期限は決めずに実行した事が成功の秘訣です。
デメリットは、糖質制限ダイエットを始めた当初はイライラする期間が少しあった事ぐらいです。それも2週間ぐらいすれば慣れてきて、イライラもしなくなりました。糖質は薬物よりも依存性が強いので、禁断症状みたいな症状が出たのだと思います。
これからも、無理しない程度に、糖質制限と運動をしていきたいと思っています。