この記事は18歳の女性に書いていただきました。
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現在18歳の女です。糖質制限をしていたのは17歳の時です。物心ついたときから炭水化物が大好きだった私。特にパンと粉ものが好物で、朝食と昼食はパン、夕食はお好み焼きということもありました。なんとか中学卒業までは標準体型をキープしていましたが、高校にあがり、購買でパンを購入するようになると更に食欲は暴走し、昼食にパンを3つ食べることもザラでした。
その結果、167cm 55kgから65kgまで急成長。ジャージのウエストが少しきつくなったことで危機感を覚え、ダイエットへと乗り出しました。
どのような食事の摂り方をしていたか
実は1度糖質制限にくじけたことがあります。そのときは1日の糖質摂取量60g以下という「スーパー糖質制限」を行いました。結果2週間で2kg落ちたものの、続かずにすぐにリバウンド。
そこで私は2度目の糖質制限をするにあたり、1つのルールを設けました。それは「甘い食品を我慢しない」ことです。
まずダイエット前の私の食生活を恥ずかしながら紹介します。
朝:食パン、たまに焼き餅、コーヒー(砂糖、ミルク)
昼:菓子パン3つ、お弁当のおかず(グラタン、卵焼き、肉料理、野菜のソテーなど)、フルーツ
間食:チョコレート、チューイングキャンディ、クッキー、今川焼など
夜:お米、肉か魚、サラダ、みそ汁、アイスクリーム
どこからどう見ても肥満まっしぐらです。カロリーもそうですが、炭水化物の占める割合が多すぎます。菓子パンは1つ当たりの糖質量が60g以上ありますが、それを3つ食べていたので、これだけでも200g近い糖質量に。夕食はお米とお好み焼きを同時に食べていた日もありました。
そして、以下がダイエット開始後の食生活です。
朝:ソイジョイ、野菜サラダ、コーヒー(パルスイート)
昼:お弁当のおかず(グラタン、卵焼き、肉料理、野菜のソテーなど)、フルーツ
間食:ソイジョイかブランパン
夜:豆腐、鶏むね肉、みそ汁、納豆、野菜サラダ、プレーンヨーグルト
まず甘い食品を、ソイジョイに変えることで、甘さへの欲求を満たしました。ソイジョイは13種類ありますが、ザクザクしたタイプやしっとりしたタイプと色々触感が違うので飽きることはありませんでした。糖質量は6.7gから13.7gまでと幅広いですが、通常のお菓子と比べるとかなり少ないです。私はたいてい、「プルーン」を食べていましたが、糖質は7.1gです。
そしてお昼はパンを抜いた以外は特に変えませんでした。そして昼にはフルーツを食べていましたが、フルーツには果糖が含まれています。しかし、我慢するのはストレスが溜まるのと、ビタミンの摂取も兼ねて毎日キウイフルーツ1個(1個当たりの糖質は9.5g)を食べていました。
夕食の豆腐はお米の代わりです。すき家に「牛丼ライト」というメニューがありますが、お米の代わりの豆腐を使っています。これを真似しています。ちなみに「牛丼ライト」の炭水化物は16.1gです。私の場合は牛肉ではなく、鶏むね肉を使っていました。
間食は週に3日はソイジョイかローソンのブランパンを食べていました。ブランパンの糖質量は1つ2.2gですので、2つほど食べていました。
そしてここからが成功の秘訣ですが、2週間に1日、「爆食いデー」を設けていました。その日はお菓子パンを2つを食べたり、もしくは友達と外食をすることができます。ずっと大好きな菓子パンを我慢することはストレスが大きいですが、爆食いデーを作ることでストレスなくダイエットができました。
何キロ痩せたか
結果、4ヵ月で9キロの減量(56キロに)に成功し、ダイエット終了から半年経った今でもキープしています。1か月に2.2キロほどの減量ですので、無理なダイエットではありません。
その後の食生活は糖質を意識しない生活に戻しましたが、以前ほど炭水化物を摂りたいと思わなくなったため、自然と糖質制限になっています。糖質制限の知識がついているため、「この菓子パンは60gの糖質があるから止めよう」と自然と思えるようになっています。
つらい時期はあるか、どう乗り切ったか
辛い時期は開始3日後から1、2週間でした。1日目、2日目はなんとなくいける気がするのですが、3日目からはパンやお菓子が食べたくて仕方なく、イライラしていました。
しかし、2週間経つ頃には自分の中から炭水化物への欲求が少なくなり、以降は特に難なく体重を減らすことができました。
外食ではどうしていたか
学生ということもあり、やはり外食は避けて通れないものでした。特に気を付けたのがスタバとマクドナルド。どちらも糖質の塊です。
私は「爆食いデー」を友達との買い食いをする日とかぶせ、それ以外はなるべく断りました。それ以外でどうしても立ち寄るときは、急いでネットで栄養成分を調べ、一番糖質の低い食べ物を頼むようにしていました。
最後に
私は糖質制限ダイエットをするにあたり、自分がいかに炭水化物依存をしていたのか認識させられました。現在太っている方でも、思い当たる方はいるのではないでしょうか?そのような方は、1度炭水化物を控えた生活をおすすめします。炭水化物へ依存している状況を断つことで、糖質制限を終えた後もリバウンドしにくい食生活へ自然となっていきます。必ず、「これは糖質が多いから止めよう」となります。
それと逆説的ですが、甘い食品を必ずしも控える必要はありません。私は糖質が少ないソイジョイを食べて、甘い欲求を抑えていました。我慢しないことがダイエットの成功に秘訣です。