糖尿病患者のための1週間スープダイエットで3.8kg減

この記事は３０代の女性に、1週間のスープダイエットで3.8kg痩せた体験談を書いていただきました。

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　ダイエットを始める時、最初の1週間でそのダイエットが続くか、挫折するかが決まると言われています。失敗するか、成功するかではなく、続くかどうかです。ポイントは最初の1週間でいかに思考をダイエットモードに切り替えることができるか、という事だと思います。しかしダイエットモードに思考を切り替える為には、ある程度のリズムと成果が出ないと切り替わりません。

　そんな時にオススメなのは、糖尿病患者の為に考えられた「1週間スープダイエット」です。これを1週間、きっちり守るとある程度の減量が見込めます。このスープダイエットで、私の場合3.8kgの減量に成功しました。空腹感があまりないダイエット方法なので続けやすかったです。

スープダイエットの方法

　まず、この糖尿病患者のためのスープダイエットには決められたメニューが1週間分ありますので、そのプランをご紹介します。

[1日目]
野菜スープとバナナ以外の果物の日
　味はトマト缶を使ったトマトスープが基本ですが、コンソメやカレーパウダーなどで味を変えてアレンジ出来ます。

野菜スープの基本材料は
〇玉ねぎ
〇キャベツ
〇セロリ
〇トマト
〇人参
〇ピーマン
です。

　便秘が気になる人はキノコ類を入れてもよいです。そして果物ですが、バナナは糖分が高いので初日は控えて、それ以外の果物を摂るようにします。基本的にスープのカロリーは、一食100カロリーもないので野菜スープはどれだけ食べても構いません(スープだけを飲むのではなく、具も食べます)。1日最低3杯は食べましょう。

[2日目]
野菜スープと野菜料理の日
　2日目は同じく野菜スープに油を使用しない野菜料理を食べます。オススメはレンジを使った簡単蒸し野菜です。この日は夕食にジャガイモも食べてもOK。

　例えばブロッコリーとジャガイモを適当なサイズにカットし、水洗いしてタッパーに入れレンジで3〜5分分程加熱します。味付けはシンプルにブラックペッパーとソルトで食べましょう。そうすると野菜の味が甘くて美味しく感じます。ボリューム感が欲しい人は焼き野菜でもよいと思いますが、油を引かないで焼きましょう。

[3日目]
野菜スープと果物と野菜料理の日
　3日目は、１.2日を組み合わせたレシピです。この辺りでスープの味を変えると飽きずに続けることができます。それと、この日はジャガイモは控えましょう。

[4日目]
野菜スープとバナナとスキムミルクの日
　この日は野菜スープにバナナを3本食べることが出来ます。実はこのタイミングで、減らしている糖質を補う意味があるのです。バナナとスキムミルクを混ぜてバナナシェイクにすれば、ちょっとしたスィーツになり、ダイエット中には嬉しいご褒美ですね。

[5日目]
野菜スープと肉とトマトの日
　この日はいつものスープに、たんぱく質を補う為に肉を食べます。400〜500グラムの牛の赤身、鶏のササミや胸肉がオススメです。できれば、茹でる調理方法が良いです。オススメレシピは牛肉の薄切りに千切り野菜を巻いて、蒸し焼きにした肉巻き野菜ロールです。鶏肉であれば、鶏を均等に開き、塩胡椒しクルクルと巻き寿司のように巻いてラップで包み、お湯で茹でるだけで美味しい鶏ハムができます。注意点は、必ず肉料理を食べる前に野菜スープを食べることです。

　そしてこの日のトマトは1日6個を目安に食べます。サラダとして食べたりお肉の付け合わせにすると彩りが綺麗です。

[6日目]
野菜スープと牛肉と野菜料理の日
　この日は野菜スープと牛肉と野菜料理が食べます。野菜スープの中に牛肉を混ぜても良いですし、トマトと牛肉を一緒に煮込んで牛肉のトマト煮込みを楽しんでも良いでしょう。

[7日目]
おかゆと野菜料理と果物ジュースの日
　最終日には、七草粥のように野菜入りのおかゆを食べましょう。もし、お米が食べたい人は玄米であればOKです。また、100パーセントの果物ジュースを飲むこともできます(市販の野菜ジュースでなく、生の果物をミキサーで)。