この記事は20代の男性に書いていただきました。
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バターコーヒーダイエットとは
私は、「バターコーヒーダイエット」を実践しました。まず、バターコーヒーダイエットとは何かについて簡単に説明させていただきます。このダイエットはIT関係の実業家であるデイヴ・アスプリーさんが発案し、ご本人の著書である『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事(The Bulletproof Diet)』という本で紹介されたダイエット方法です。
やり方はいたって簡単で朝食を抜いて、グラスフェッドバターを10~15gほど入れたコーヒー「バターコーヒー」1杯に置き換えるというものです。昼食、夕食などに関しては特に制限は設けません(ただし、ダイエット期間中なので間食などは控えます)。
著書によると、元々、デイヴさんはダイエット目的ではなく、「体をハック(ぶった切る)することで、パフォーマンスを向上させる」と考え、実行されたそうです。その言葉通りか、デイヴさんは体型だけでなく、IQが大幅に向上したと言っています。ダイエット効果は後からつけられた形のようなものですが(後講釈)、その効果は顕著に、私にも現れました。
食事内容
・食事内容
朝:バターコーヒー1杯
昼:お好みの食事
夜:お好みの食事
とかなり大雑把なものになっています。昼と夜は特に意識して気を付けることはありませんでしたが、一食の中に必ず野菜を入れるようには自然としていました。ただ、やはり重要なのは朝食をバターコーヒー1杯に置き換えるということです。
バターコーヒーの作り方
バターコーヒーの作り方を詳しく説明させていただきます。とても簡単で、バターコーヒーは、ブラックコーヒー1杯に対してグラスフェッドバターを10~15g、ココナッツオイルを加えたものです。ココナッツオイルの代わりにMCTオイルでも可(「糖質制限とMCTオイルダイエットを3か月行い、11キロ減」)。
グラスフェッドバターといっても、中々聞きなれないものだと思います。グラスフェッドバターは、一般的な穀物(麦、トウモロコシなど)を飼料として育てられた牛(グレインフェッド)ではなく、草を食べて育てられた牛(グラスフェッド)から作られたバターのことを指しています。
違いとしては、グラスフェッドのほうが、コレステロールや中性脂肪に効果がある「不飽和脂肪酸」が多く含まれています。私は、最初バターといえばむしろ、コレステロールなどの原因になるのではと考えていたのですが、グラスフェッドに関してはそのようなことはないようです。
実際にデイヴさんは、これにココナッツオイルも加えていたそうですが、私は用意することができなかったので、グラスフェッドバターのみでバターコーヒーを作りました。ですが、効果は十分に得ることができました。
また、「朝、コーヒー1杯だけでお腹が空かないの?むしろ、パフォーマンスが落ちるのでは?」と感じられる方もいると思います。これに関して、私個人で言えば特に支障はありませんでした。ただ、私は元々朝食を食べない生活をしていたのですぐ慣れることができたのですが、もしかしたら、そうでない方はなれるまでに少し時間がかかるかもしれません。
しかし、このダイエットを実践された様々な方が「朝はバターコーヒー1杯で十分」と言っているので、決して難しいことではないのかな?と感じます。私の場合はむしろ、今まで朝何も食べなかったから、バターコーヒーに変えたことで体調は良くなりました。
まず、昼までにお腹が空くことはなくなりました。というのも、バターコーヒーはとても手軽ですが、1杯で約200kcalほどあるそうです。かなり満腹というより、満足感が得られます。
それから、朝の寝覚めが良くなりました。私はかなり寝覚めが悪かったのですが、朝に温かく、十分なカロリーのものを手早く摂取することですこぶる朝の体調は良くなりました。特に、これからの寒い季節はいいですね。
注意することとしては、バターコーヒーは1日に朝食の1杯に留めましょう。中には間食の代わりに飲む方もいるそうですが、いくら健康に良いとはいえ、1杯のカロリーは中々のものです。中には、バターが入って、普通のブラックコーヒーよりも飲みやすく感じる人もいると思いますが、たくさん飲むものではないので注意してください。
体重の変化
性別:男
身長:172cm
体重:58kg
年齢:21歳
バターコーヒーダイエットは2か月ほど続けて、現在も進行中ですが、体重は前:60kg→現在:58kgに変化しました(2kg痩せました)。体重は必ず朝の排せつ後と決めて計測しているので、コンスタントに体重が落ちていると実感できています。
バターコーヒーダイエットの成功要因
ダイエットの成功の要因は、2つあったと考えています。
1つ目は、とても手軽で分かりやすいダイエットであったことです。バターコーヒー自体はあまり聞きなれないものですが、作り方、ダイエットのやり方はとても簡単で続けやすいものです。またダイエットを考えたとき、様々なものを調べたのですが、人によってやり方が違ったり、本によっても違いが多々あり、どれが良いのかよく分かりませんでした。
しかし、このバターコーヒーダイエットに関しては、最初に紹介した『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事(The Bulletproof Diet)』にすべて書いています。提唱者もわかっているのでやり方で迷うことはありません。私はココナッツオイルを抜くというオリジナルと違う部分はありますが、それ以外はこの本だけ信じて実行することができました。
2つ目は、効果が実感できたことです。もちろん体重もそうですが、むしろ体重よりも、「朝が起きやすくなった」、「昼までしっかりと脳が働くようになった」といった実感は体型や体重の変化よりも分かりやすいものでした。バターコーヒーを2か月続けると、それがしっかりと体感できます。
バターコーヒーダイエットのメリット、デメリット
まずバターコーヒーダイエットのメリットですが、お手軽であるにもかかわらず、体重がコンスタントに下がりました。
また、先ほども説明した通り、体が軽い、特に朝から昼にかけては体が今まで以上にスムーズに動くことが実感できます。デイヴさんのおっしゃっていた、「体をハックする」ということの効果が体感として分かります。
体調のデメリットはいまだに感じられていません。それ以外の一番のデメリット、それはグラスフェッドバターが簡単には手に入れにくいということです。私は地方に住んでいて、近場購入することはできなかったので、楽天で手に入れました。また、普通のバターに比べてかなり高いです。私はお徳用の250gのものを買っていますが、送料を含めて3000円強といったところです。
お金がかかることだけがバターコーヒーダイエットのデメリットです。
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