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1日2食ダイエットの失敗により栄養失調に。病院で治療中です

 

この記事は30代の女性に書いていただきました。ダイエットの失敗によって栄養失調になってしまったそうです。無理はいけませんね。

………

 1日2食ダイエットとはどんなダイエット方法なのか、そして結果はどうなったのか具体的に紹介していきたいと思います。

《1日2食ダイエットの方法》
 通常のダイエットでは夕食を少な目にするだけで、太りにくくなると言われています。そこで、私は「朝、昼は食べたいものを食べて、夕食を抜いてしまえばもっと痩せるのでは!?」と思い付き実行してみたダイエットが1日2食ダイエットです。

《まずは私のスペックからご紹介します》
年齢その他:38歳女性、既婚、子供1人
体重:62キロ
身長:164センチ
ムチムチでした。
 164センチの標準体重が59キロくらいなので4キロオーバーです。

《実行していた時の食事内容》
朝:白米1杯、納豆、目玉焼き、ウィンナー2本、コーヒー

昼:菓子パンが好きなためチョコなどの甘い菓子パン

夜:家族のためには夕食は作るものの、自分は食べず。

 以上の毎日似たような食事を繰り返していました。元々はご飯よりパンの方が好きなので、朝食は食パンの日も結構ありました。メニューはどうであれ、「夕食のみを抜く」という生活を半年間続けました。

《こんな生活を続けた結果》
 体重は半年で62キロ→50キロまで落ちました。半年で12キロ近くに痩せることに成功しました。

 ここまで読むと一見、ダイエットに成功したように思えますが、痩せすぎていることに気づいたでしょうか。身長164センチで体重が50キロは明らかに痩せすぎです。標準体重よりも9キロも痩せてしまったのです。

《結局‥摂食障害》
 ダイエットにより、今まで着ることの出来なかったサイズの洋服を着ることが出来るようになり、洋服選びが楽しくなったというメリットはあるのですが、それ以上にデメリットのほうが大きかったです。

 それはやたらと疲れやすくなり、趣味で続けていた運動も出来なくなるくらい普段の生活で疲れてしまいました。また、もの凄いめまいに襲われることがちょこちょこ起こり始めました。

 最終的に、あまりのめまいに病院へ行き血液検査をしたところ、葉酸が極端に少なく、他のビタミン類なども少なくなっていた状態でした。体重が減ることに喜びをを感じてしまい、夕食を抜くだけでは足りず、朝も昼もパン1個で済まし、そのうち空腹も感じなくなっていきました。野菜はもともとあまり好きではないので、たまに、グリーンスムージーで補っていた程度です。

 つまり、夕食だけを食べないだけなら良かったのですが、気合いが入りすぎて朝と昼も食事の量を極端に減らしてしまったため、栄養素が摂取できていなかったのです。栄養失調になったのは1日2食ダイエットのデメリットではなく、私の責任です。

 今では体重はなんとかキープはしていますが、食に対する興味が全くなくなり、食べた後の罪悪感も消えません。私的には無理したダイエットではないつもりだったのですが、いつのまにか体重を減らすことに憑りつかれたようになってしまっていて接触障害にもなりかけています。体重は落ちて痩せましたが、見た目はげっそりと痩せてしまっています。私は体重が減ることに喜びを感じていたので全く気づいていなくて、周りから言われて初めて気づきました。

 結局この1日2食ダイエットは成功した訳ではなかったのです。大失敗だったのです。体と心まで壊してしまった危険なダイエットでした。失敗の要因をもう一度書きますが、夜を抜くのであれば、朝、昼はしっかりと栄養を摂って、バランス良く食事をしなければいけなかったのです。

 そして、今も病院へ通って栄養失調の治療をしています。病院では葉酸やビタミンを補う薬、食べてはいけないっていう不安を消し、食欲が出てくるような抗不安剤をもらっています。

 ダイエットは失敗すると健康を害しますので、「食べない系ダイエット」はお勧めしません。

[参考記事]
「ダイエットの後遺症で体重が38キロの激やせに」

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