この記事は40代の女性に、ファスティング1か月で30kg痩せた体験を書いていただきました。
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出産育児を必死に頑張った結果・・・
はじめに結論から言うと、これからお話しするダイエット体験談は参考にはなりません。というか、むしろ危険ですので真似しないでください。
「ダイエットも育児もどっちも物凄く大変なの!」とただただ叫びたいだけの体験談です。
私は30代はじめに待望の第一子を妊娠、それはそれは絵に描いたような見事な「妊婦様」になりました。
「お腹が張るから動けないし、妊娠中は安静にしていないとね!」
「赤ちゃんの分まで栄養取らなくちゃ!」
そう自分に言い聞かせ、家事も運動もそこそこに臨月までぐうたらとしました。初産だったため、周囲も家族も甘やかし放題でした。
そんな生活を臨月まで送り続けた結果、体重は75kgに突入してしまったのです。
妊娠前の体重は約48kgですので、30kg近く太ってしまいました。もはや乳幼児1人分どころか小学生1人分です。当然ながら医師には叱られ、遅まきながら私もさすがにまずいなと慌てました。
育児中はナチュラル強制ファスティング?!
高血圧症ギリギリのところで、私は無事に出産を終えました。妊婦が高血圧症になると赤ちゃんの発育などが悪くなるので(最悪死んでしまうので)、ほんとホッとしました。妊娠中は75kgですから、肥満により高血圧になってもなんら不思議はありませんでした。
退院後しばらくは実母に甘えながら、ゆったりと生活していました。問題はそう、ひとりになったその後です。一人といっても夫はいましたが、帰りも遅く休みも少ない仕事人間。日中の育児は当然ひとりきりです。
他に頼る人もいなく、ママ初心者の私は知識も浅く、乳児の我が子をがむしゃらに、まさに髪を振り乱しながら面倒を見ることになりました。お腹を空かせば授乳し、泣けば抱っこし続け、眠るまであやし続けるのです。
これが二人目ともなれば少し手を抜いたり工夫ができりたりするのですが、未熟な私は要領も悪く、ほぼ立ちっぱなし動きっぱなしでした。
自分の食事なんてきちんと作ったり食べたりする余裕が持てなかったのです。結果、朝食は食べない(食べれない)・昼食はスープなどさっと済ませられる軽いもの・夕食も味わう余裕もなく一皿のおかずのみ。まさに無意識の強制ファスティング(断食)です。
そんな食生活と余裕のない育児を約1か月続けました。我が子はすくすくと大きくなり、そして私は小さくなっていきました。「細く」なったのではなく「小さく」です。
私は自分の見た目や身だしなみを気にする余裕すら無かったので、その変化に驚き、気づいたのは1か月ぶりに我が家を訪れた実母でした。1か月で75kgの体重が45kgに激減していたのです。マイナス30kgです。
今思えば、もっと余裕を持って工夫出来ただろうにと笑ってしまうのですが、当時は全てを全力でやりすぎてオーバーヒートしていたように思います。
もともと太りやすく万年痩せたい願望の塊だったので、痩せた事は喜ばしくもありました。入らないサイズの洋服も余裕で着れましたし当然ですが何より身体が軽く動きやすくなりました。
デメリットは急激な体重の変化で体力が落ちてしまったことです。加えて貧血がひどくなりました。ここまで読んでもうお分かりかと思いますが、まったく美しい痩せ方ではありません。お肌のツヤも荒れも酷かったですし、髪質もボロボロでした。体重だけは理想的に落ちただけで、栄養不足・ビタミン不足で不健康そのものでした。
まとめ
ダイエットは私にとって永遠のテーマでもあります。我が子を出産して7年の月日が経ちますが体重の変化は3kg増減したりでキープしています。今でも色んなダイエットを試しては試行錯誤の日々です。
健康的に痩せる・維持するを目標に果てなき私のダイエットの道は続くのです。
しかしながら、ダイエットで美しく健康的な外見を手に入れても、結局いちばん重要なのは「中身」なのだということを40代になって痛感もしています。ダイエットも人生も「笑顔で謳歌」してくださいね。
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