この記事は30代の女性に書いていただきました。レコーディングダイエットを半年間行い、5キロ痩せた手法についてです。
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私はインドア派で家でゆっくり過ごす事も多く、そのせいで私の体重はジワジワと増え始めていました。私(32歳女性)のダイエット前の体重は63キロ(身長158センチ)ですので、BMI(体格指数)は「肥満度1」です。
それまで色々とダイエットを試しても、やる気不足から成果が出にくい日々。年齢も上がってきて体型を維持する事だけでも難しく、焦りを覚えていました。そんな時、TVでたまたま見た『レコーディングダイエット』企画。これなら運動オンチの私でも!と思いスタートしました。レコーディングダイエットはとにかく食べたもの全て書き、自分の摂取エネルギー以内に抑えるという手法です。
一日の摂取カロリーは厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」を参考にしました。年齢と活動レベルからエネルギー必要量が計算してる表を見ると、私の場合は1750キロカロリーでした。
私が行ったレコーディングダイエットの具体的な手法
私がレコーディングダイエットをする際に必要なものとして用意した道具はシャーぺン、消しゴム、電卓、ノート、定規、カロリーが載っている本2冊です。
以下の内容は一日の食事と共にノートに書いた内容の一部です。
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〇月〇日(〇曜日)
今日の体重 〇キロ
摂取カロリー合計〇キロカロリー
朝7時 食パン、ウインナー2本、ベーコン1枚
昼12時 ご飯軽く一杯、卵焼き、納豆
おやつ14時 ポテトチップス3枚
夜7時30分 スパゲティ 軽く一人前、野菜スープ
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食べ物はどんなに少量でも記録するようにしました。それがポテトチップス3枚だとしてもです。そして、体重を図るタイミングは同じ時間が基本ですが、私は朝何も食べずに、すぐ体重計に乗るようにしました。
ノートにはこのように毎日の食事記録を書くのと同時に、自分の体重グラフの推移をページの最初に作りました。それを見ると初め1か月で3キロほど急に落ち、体重60キロ弱。2か月目頃からは非常に緩やかに落ち続け、最終的には半年で63キロから58キロまで落ちました(5キロのダイエットに成功)。途中リバウンドをするのかと心配していましたが、ほとんどありませんでした。
レコーディングダイエットのデメリット
このようにレコーディングダイエットはメリットばかりのように見えますが、もちろんデメリットもあります。私が考えるデメリットは3つありました。
1つ目は「食べれば書く」という流れ(習慣)を作る事がしんどかった事。朝はお腹も空いていますし、バタバタ急いでいます。それでも記録する時間が必要ですので、いつも焦って書いていました。「しまった!コーヒーを一杯飲んだのに書いていない!」そんな事もありました。ちなみにコーヒーは、一杯4キロカロリーで書くべきか迷う数字でもありましたが。その代わりに「書かなきゃ!でも手間かかるし、おやつは食べないでおこう」など、余分に食べる自分をストップさせるチャンスにもなりました。
もう2つ目のデメリットは、『レコーディングダイエット』は運動中心ではなくカロリーを抑え体重を落とすダイエットな為、気になっていたお腹のたるみが、「引き締まる」というより「たるみが減った」に留まった事です。運動をしっかりしながらであれば引き締まったお腹も手に入れられたのかもしれません。
そして、3つ目は外食になるとカロリーが跳ね上がるのが困りました。メニューにカロリーが書いてあるお店もあるので、自分で本を調べて計算するより楽なのは助かりましたが…。周りと一緒に同じメニューを食べる事が出来ないので、これは少し辛かったです。
もちろん、辛いことばかりではなく、慣れてくると計算して残ったカロリー分をお菓子にする楽しみや、決められた中でどんな美味しいものを食べようか考えるのが楽しかったです。
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