この記事は20代の男性に、糖質制限で20kg痩せた経験を書いていただきました。男性には嬉しいことですが、男性器の勃起力が高まったそうです。
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私は年齢26才男性、身長172cm、体重90kgと明らかに肥満体型です。若いにも関わらず健康診断で血圧の高さや糖尿病の疑いを指摘され、このままでは健康を維持できないということでダイエットをすることを決めました。
私が取り組んだダイエットは「糖質制限ダイエット」と「食べる順番ダイエット」です。糖質制限ダイエットは糖質の多い食品の摂取量を少なくするダイエットです。糖質の多い食品はケーキなどのお菓子を思い浮かべる人が多いですが、それだけではなくお米や小麦粉から作られる麺類やパンもそうです。
食べる順番ダイエットは野菜から食べて、次にタンパク質、そして最後に炭水化物を食べることで、痩せやすくなると言われるダイエットです。また、食物繊維の効果で、血糖値が上がりにくくなりますので、野菜だけではなく、ワカメ、ナッツ類などもお勧めです。
1野菜
2肉・魚・卵
3お米(白米)
私が食べていたメニュー
朝昼晩の食事内容は野菜を多めに摂ることを意識しました。理由は便秘対策と先ほど書いた血糖値対策です。
そして、お米は糖質を制限するため小茶碗1杯です。今まではお米を普通茶碗に2杯は食べていたので、最初は物足りませんでしたが、オカズの量を増やすことで全く苦ではなくなりました。糖質が多い食品である麺類やパンは元々好きではなかったこともあり、食べなくとも大丈夫でした。
具体的には以下のメニューを中心に、食べる順番を意識して食事をしていました。メニューはすごくシンプルです。
朝 お肉 生野菜 納豆
昼 白米 味噌汁 生野菜 納豆 卵焼き
晩 白米 味噌汁 豆腐 焼き魚
味付けにも気を付け、塩、醤油、マヨネーズがベースです。ソースやケチャップは糖質が多めなので、なるべく使わないように心がけました。
そして、絶対に食べなかったのがお菓子とインスタント食品です。これらは糖質が多く、糖質制限では控えた方が良い食品です。例えばカップラーメンの糖質は50gくらいあり、これ1個だけで糖質制限の1食分の基準を超えてしまいます。
血液型別のダイエット方法
私は「血液型別の適した食品」に従って糖質制限を選んだ経緯があります。簡単にですが、「血液型別の適した食品」の考え方について説明をします。
A型 B型 AB型 O型、それぞれに肥りやすい食材があります。例えばB型は、炭水化物と発酵食品が体型維持に向いていますが、O型は糖質よりもタンパク質を多めに摂取する事がダイエットに欠かせないそうです。
[ダイエットの血液型別タイプ]
A型→農耕民族型(農耕生活で収穫する野菜や穀物・果実といった食材が欠かせない)
B型→遊牧民族型(移動量が多く、複数の食べ物を摂取する。炭水化物と発酵食品が必要)
O型→狩猟民族型(激しい運動が多くタンパク質摂取が中心が欠かせない)
AB型→A型とB型の両方の食事
ちなみに私の血液型はO型ですので、タンパク質摂取を意識して食事をしていました。そのお蔭で、自然と糖質制限になっていったという訳です。
その他に意識した事
何を食べるのかも大事ですが、ダイエットを考える上ではそれだけでは済みません。「いかに健康的に痩せるか」にテーマが移りました。
ダイエットに関して意外に大事だったのが横になってごろんっと休憩することです。どういった事かといいますと私は、活動的な性分で身体を休める事を重要視していませんでした。疲労が溜まっていると内臓の動きも弱くなり代謝が下がりますので、脂肪を燃焼して体重を減らす事が出来なくなるわけです。
ダイエットの結果
ダイエット前は身長172cmに対して90kgありましたが、1年間で70kgまで減らすことが出来ました。約20kgの減量です。
ダイエットに成功した一番の要因は当然糖質を制限したことです。具体的には主食である白米を朝抜いたことと、昼と夕食には小茶碗1杯で白米を終わらせることができたことが大きな決め手でした。
ダイエットに成功してからは服の購入時に選択肢が広がることや体型に自信が持てるようになったこと、そして、女性とお付き合いができ、SEXライフが充実するなど多くの良い現象が生まれました。私は男性ですが男性器の勃起力が高まったことは実感しています。糖尿病の人は勃起力がなくなりがちですが、糖質制限で痩せたお蔭で糖尿病の症状が良くなっていることが考えられます(健康診断で糖尿病を指摘されていました)。また、動脈硬化があると勃起力が弱くなりますので、この辺も改善したかもしれません。
まとめ
見た目で判断されたくないと考える時期もありましたが、人は見た目から多くの情報を得ているので無視することは不可能です。「健康的な体型維持」はアメリカ社会では「自己管理が出来ている人」とみられ、信頼の獲得にも繋がっていることも知りました。
これらの事から見た目を維持する事が、どれだけの利益を産むのか理解できました。ダイエットは健康管理の域を出て、人間関係、そして自身の経済力の強化にもなります。
[参考記事]
「糖質制限食(低炭水化物食)における糖質1日の必要量」
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